ガパパブログ

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日本語パートナーズの選考が11/1からスタート!日本語パートナーズの選考について紹介!

2018年度日本語パートナーズ派遣事業の募集が11月1日から始まりました!

jfac.jp


今回の募集は、インドネシア12期、ベトナム6期、フィリピン6期、カンボジア4期です。
インドネシア12期は60名程度、ベトナム6期は35名、フィリピン6期は15名、カンボジア4期は1名の募集となっています。

応募締め切りは12月11日と約1ヶ月間となっています。応募を考えている方は満足のいくまで、選考準備をしていきましょう。

さて、今回は日本語パートナーズ(以下NP)に少しでも興味を持っている方の後押しができればなと思い、NPの選考について紹介していきたいと思います。


1.選考の流れ

まずは、簡単に選考の流れについてご紹介します。

NPの選考は、書類選考と面接の2つの選考からなります。
面接は、複数回ではなく1度のみの実施なので、非常にシンプルです。

10月2日の締め切りまでに、応募書類の提出し、その後、合格していると次の面接に進むことができます。

また、応募の際は全ての派遣地域に併願で応募することができます。

併願と専願のどちらで出すと良いか(受かりやすいか)という質問を受けたことがありますが、どちらでも変わらないと思います。
ちなみに、私の場合は、場所に対するこだわりは全くなかったので、フィリピンとインドネシアの併願で提出したところ、インドネシア8期として採用されました。(ベトナムも募集国でしたが、大卒以上の条件を満たしておらず、併願できませんでした。)

どちらが良い悪いはありませんが、面接で聞かれた際に、自分がしっかりと理由を持って答えられる方を選ぶと良いと思います。



2. 書類選考

続いて書類選考についてです。第一関門ですね。

書類作成については、まずは、募集要項をしっかりと読むことが大切だと思います。

特に何から書き始めたらいいか分からない方は、まずは募集要項をしっかり読み、理解してから取り掛かってみましょう。
なぜなら、募集要項には応募にあたってのヒントがたくさん書かれているからです。


これをご覧ください。
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これは、NPの募集の趣旨にあたる部分です。

ここを読むと日本語パートナーズの目標は、

①派遣地域の中等・高等教育機関での日本語教育を支援すること
②アジアと日本の架け橋になること

以上の2つであることが分かります。

当然、採用する側としては、この目標を達成してくれそうな人を採用したいと考えますよね。
そのため、これらの目標を達成するために自分にできることは何かを書くことが重要です。

また、日本語パートナーズとして、自分のやりたいことや、
日本語パートナーズだからこそ成し遂げられることを意識して書くと良いと思います。

ただ自分がやりたいことではなく、NPとしての目線を忘れずに書くことが大切だと思います。



3.面接

私のNPの面接は、3対3の集団面接で、

①自己紹介
②個別の質問
③グループディスカッション
④英語の質問

以上の4つで構成されていました。

②個別の質問では、オーソドックスな質問よりも、NP寄りの質問が多かった気がします。

一部ではありますが、以下のようなことを質問されました。

・NPとして授業内でどのような貢献の仕方があるか。
・現地でやってみたいことは何か。
・住むとしたら田舎と都会どっちが良いのか。それはなぜか。


③グループディスカッションでは、
「CP(現地日本語教師)が間違った日本語を教えていた時、どう対処するか」
という議題で話し合いました。

あいまいな記憶で申し訳ありませんが、時間は確か5分程度だったと思います。かなり短いですね。
私たちは、「CPの立場も考え、その場で指摘するのではなく、授業終了後に職員室など1対1の場で指摘する。」という結論でまとまりました。


⓸英語の質問では、面接の最後に、面接官が日本語で質問を投げかけ、英語で答えるといったものでした。

私は、地元が愛媛なので、英語で愛媛を簡単に紹介してくださいと言われ、非常に拙い英語で必死に答えました笑
この英語の出来不出来に関しては、ほとんど選考に影響していないと思います。何かしら話して相手に伝わればokくらいの気持ちで臨みましょう。
たとえ、英語が話せなくても、話せないなりに何とか伝えようとすることは、NPにとって非常に重要な要素だと思います。

私としては、NPの面接はこれまでに受けてきた面接とは一風変わった質問が多かったので、個人的に楽しみながら受けてました。
面接の際はあまり緊張しすぎず、面接官との受け答えを楽しんだり、他の受験者の考えや経験に興味を持って聞くことが、一番の近道ではないかなと思います。



4.さいごに


今回は、私なりにNPの選考について紹介したり、自分が選考を受けた時に意識した点などについて書きました。
当然、ここに書いてあることが正しいとは限りませんが、少しでも、今回NPに興味をもって応募してみようと考えている方の手助けになっていればと思います。

私は、NPになって、良い意味で人生がガラッと変わりました。
また、現地の友人、CP、職員室の先生、そしてNPの同期など、本当に多くのかけがえのないものを得ました。


NPに少しでも興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。きっと素敵な出会いに溢れています!