語学学習の基礎!単語力を爆上げする、単語カードを使った効果的な学習法を紹介!
こんにちは!ふじりょーです。
みなさん、これまでの人生で一度は語学を勉強したことがあると思います。そして、多くの方が「単語が中々覚えられない…」という経験をされているのではないでしょうか。
そんなとき、みなさんはどのように単語学習をしていますか?キクタンや、DUOといった単語学習本を読み込んだり、とにかくノートなどに書きまくってパワーで覚えるなど様々な学習の仕方があると思います。
私の場合、単語が中々覚えられず、高校時代、英語が全くできませんでした。証拠写真をどうぞ。(黒歴史)
高3の9月の模試の結果ですが、200点中23点、偏差値37...
ひどいなんてレベルじゃないですね(笑)
これだけ英語が全くできなかった私ですが、単語カードを使った勉強法を確立したことで、12月に受けた模試は偏差値65にアップ、大学3年次に受けたTOEICでは840点を取る等、英語力向上に繋がりました。
また、この単語カードでの学習は、英語だけでなく、他の言語の学習にも効果的だと考えています。私自身、インドネシア語の勉強も、英語学習同様に、単語カードを使って単語をひたすら覚えまくっていました。そのお陰か、今ではインドネシア語の新聞記事をある程度理解できるレベルに達しました。(まだまだ勉強中)
しかし、この単語カード。ただパラパラ読むのでは、あまり意味がありません。
少しの工夫を加えることで、優秀な学習法に早変わりするんです。
中々単語が覚えられないというそこのあなた。ぜひ、だまされたと思って一度試してみてください。
では、これから、その少しの工夫をお伝えしていきたいと思います。
1.シャッフルする
単語カードあるあるとして、何回か解いていると、順番を覚えてしまうということがあります。
順番を覚えてしまうくらいやりこむのは大切なことですが、順番を覚えてしまっては、あまりやりがいも感じず、だるくなってしまい、続かなくなってしまいますね。
語学学習で一番大切なことは、何よりも継続することです。
シャッフルしてから使うことで、同じ単語カードでも毎回新鮮な気持ちで取り組むことができmす。さらに、単語の順番が変わると、その単語を覚えていないと答えられないため、より確実に覚えることができます。
2.小分けで覚えていく
例えば、一日に100単語勉強するとします。
よくやってしまいがちなのが、100単語全て書き終えてから、覚える作業に移るというやり方です。そうしてしまうと、一度に沢山の量を覚えることになるので、当然すぐには覚えられませんし、時間もかかります。
そこで、100単語を一度にまとめて覚えるのではなく、100単語を5回に分け、20単語ずつ覚えるようにします。
まずは最初の20単語を覚えます。それを覚えたら次の20単語、そしてまた20単語という風に、少しずつ確実に覚えていきます。
そして最後に、その日覚えた100単語をまとめて解いて、最終チェックをします。
ちなみに、語学学習に取り組むうえで、大切なことの一つに「動機づけ」があります。つまり、いかにして、やる気を保って継続的に取り組めるかが大切なのです。
そして、そのやる気を高めるためには、「自己効力感(やればできるという感覚)」を高めることが、必要だといわれています。
もし、一度にたくさんの量を覚えようとすると、中々覚えられないことから、自己効力感は下がり、やる気が下がってしまう可能性があります。(体験談)
しかし、少しずつにした場合、まとめて覚えるよりも早く覚えられるため、小さな成功体験を繰り返していくことができます。ひいては、それが自己効力感の向上、つまり、やる気の向上にもつながるのです。
3.リングは外して使う
単語カードには、ほぼ間違いなくリングがついていますね。
しかし、そのリング。単語を覚える時には必要ないので、外して使うようにします。
では、なぜリングを外して覚えるのか、説明していきたいと思います。
文章では、伝わりにくいかと思うので、写真で説明します。
①まず、リングを外します。
②分かった単語は左側へ置く。
③分からなかった単語は右側へ。
④最終的にこの状態になりますね。右側の山は自分が分からなかった単語なので、右側の単語カードだけを取り、①~④を繰り返します。
この①~④を繰り返すことで、自分の分からなかった単語を集中的に覚えることができます。
また、私の場合は、単語カードの作成順が分かるように、単語カードの一枚目に番号を記入しておいて、一番最新の単語カードに自分が中々覚えらえなかった単語カードを入れるようにしています。
そうすることで、わざわざ、すでに覚えた単語を読む必要もなく、自分が本当に分からない単語だけを勉強できるので、さらに効率良く単語を覚えていくことができます。
4.プチ情報を書き込む
ただ字面を覚えていくだけでは、中々覚えづらいですよね。そこで、ちょっとしたメモを書き込んでいきます。
例えば、インドネシア語のpegawaiという単語の場合、私が昔作成した単語カードには、このように書いていました。
pegawaiは、「社員、職員」という意味があるのですが、これにnegeri「国」という意味の単語をつけてpegawai negeriの場合、「公務員」という意味になります。
これを作った当時の私は、併せて覚えておきたいと考えてこのメモ書きをしたのだと思います。
他にも、
・(使い方が分かりづらい場合)例文を書く
・類義語、対義語を書く
・発音記号を書く
など、自分がその単語を覚える上で必要な情報を書き込んでいきます。
そうすることで、様々な情報とその単語が関連付けられるため、より覚えやすくなります。
ただ、書き込み過ぎても情報量が多すぎて、逆に分かりにくくなってしまうかもしれないので、その点は注意してください。
5.まとめ
今回は、単語カードを使った効果的な学習法について紹介しました。
まとめると、
①シャッフルして、単語が同じ順番にならないようにする。
②一度にまとめて覚えるのではなく、小分けにして覚えていく。
③リングは外して使う。
④プチ情報を書き込む。
以上、4点を紹介しました。
また、おまけですが、私は、単語カードを作るときは青ペンを使うようにしています。
なぜなら、「青ペンの青色は集中力を高め、それが記憶力の向上に繋がるから」という話を信じているからです。(笑)
他のペンの色と比較して実証したことがないので、効果のほどは分かりませんが、きっと青ペンも語彙力アップに一役買ってくれているのだと信じて、単語カードの作成に励んでいます。(笑)
語学学習に励んでいる方は、ぜひ、一度単語カード学習法をお試しください!
語彙力をアップさせて、さらなる語学力の向上に繋げましょう!!